屋台で大失敗

親戚一同集まり町の夏祭りに出かけました。
浴衣を着て、親戚にあいさつをし終わると親戚の子等を見ていてほしいと頼まれました。
あいさつをしている間にも返盃を繰り返した矢先の話でやんわりと断りましたが断りきれず子等を見ることにしました。
そこには8才と10才の女の子がいて可愛らしく着飾っていました。
ふたりは屋台に見入っていて今にも走りだしそうな元気な子でした。

初対面と言うことはなく、ふたりは私を見ると駆け寄ります。
私はそんなふたりの手をつなぎ屋台をまわりました。
人ごみと返盃のおかげで気分が悪い中、二人ははやくはやくと私をひっぱります。
頭の中が揺れ、浴衣の帯が苦しく感じながらも足を進めました。
風船、金魚すくい、綿菓子と様々なものを買い人ごみからどうにか離れようと必死でした。
子等は私を気にかけることなく足を進め、私の体調は悪化していきました。
今にも吐きそうな気持ちを抑えその日をようやく乗り切りました。

問題は翌日でした。
財布の中に3万ほど入れていたのにもかかわらず残金は数百円しかなく頭を抱え考えました。
お酒に酔い、子等に振り回され、人ごみにもまれ、おつりをもらい忘れていたのです。
この祭り以降から、お酒を飲んで祭りにいくことはなくなりました。

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